品質管理
Cutekは、真の産業品質は壁に掲げられた認証書ではなく、出荷する一枚一枚の鋸刃が備える材料特性と動的性能によって証明されると考えています。原材料分析から最終の高速振動試験まで、不確定要素を排除し、お客様の生産ラインで一貫した性能を発揮できる品質管理体制を構築しています。
一回一回の切断に信頼性を組み込む、私たちの品質管理をご紹介します。
1. 世界水準の材料技術と原材料トレーサビリティ
高品質な鋸刃は、品質の劣る鋼材からは生まれません。私たちは世界トップクラスの材料メーカーのみと提携し、Ceratizit、Element Six、POSCO、日本製鉄、宝武鋼鉄、OKEなどの業界大手と長期にわたる安定したサプライチェーンを構築しています。
ただし、ブランド名だけを鵜呑みにはしません。入荷する原材料はロットごとに厳密な金属組織分析と機械的特性試験を行います。鋼板をレーザー切断し、チップをろう付けする前に、鋼材の特性と組織を確認するとともに、超硬合金およびサーメットチップの微細粒径を厳格に管理します。生産工程に投入する前から、ミクロ組織レベルで品質を管理しています。
2. 台金のテンショニング
テンショニングは、世界水準の工場と一般的な工場を分ける重要な工程です。静止時には平坦に見える鋼板でも、高速回転時の大きな遠心力や熱膨張を受けると、大きく変形することがあります。
Cutekでは、この工程を経験や勘に任せません。専用のテンショニング設備を使用し、すべての鋼製台金の内部応力を精密に調整します。用途ごとに設定されたテンション基準を厳守し、鋸刃の実際の物理特性を設計値に適合させることで、鋸刃の振れを抑え、高負荷条件でも高い剛性を維持します。


3. 重要項目の全数検査
金属やアルミニウムの大量切断では、重要公差の適合を統計的な確率に委ねることはできません。優れた品質と生産効率を両立するため、二段階の検査体制を採用しています。
- 全数検査: 切断品質を左右する重要項目である軸方向振れ、半径方向振れ、刃先研削角度、台金テンションについて、すべての鋸刃を検査します。基準に適合しない製品は出荷しません。
- 高頻度のロット抜取検査: ろう付け部のせん断強度、切れ刃半径、表面粗さなど、構造上重要な項目についても厳格なロット抜取検査を実施し、ろう付け工程と研削工程が安定して機能していることを確認します。












4. 静的検査を超えた動バランス・振動試験
静止状態の鋸刃を定盤上で測定するだけでは、その性能を十分に評価できません。高速CNC加工環境で安定した性能を発揮できるよう、動的試験も実施しています。
先進の動バランス測定機と音響振動解析を用いて、回転中の鋸刃を評価します。動的安定性を検証することで共振を抑制し、加工中の耳障りな高音を防ぎ、ワークに擦り傷を残さない鏡面品質の切断面を実現します。
5. 一貫したトレーサビリティ:鋸刃の製造履歴
Cutekの鋸刃には、製造履歴を確認できる確かな管理情報が付与されています。
工場から出荷されるすべての産業用チップソーには、固有のレーザーマーキング識別コードが刻印されています。これは鋸刃一枚ごとの製造履歴です。お客様の工場で異常が発生した場合、その鋸刃の製造日、刃先研削に使用したCNC研削盤、チップに使用したCeratizit製超硬合金のロットまで迅速に追跡できます。
言い訳も管理の死角もなく、徹底したトレーサビリティと継続的な改善を追求します。